26|受け取った名刺の扱い方 〜名刺に宿るコミュマー〜

HCCジャパンの提案、それが

コミュマー

「コミュニケーション」と「マナー」を融合させたHCCジャパンが提案する新しい考え方です。

人と人とのつながりを築く上で重要なのは、言葉や態度を通じた円滑なコミュニケーションと、相手の価値観や感情に寄り添い、思いやりをもって接するマナーです。これらの要素が一体となることで、より良い関係性を築き、深い信頼関係を育むことができると考え、コミュマーを提案させていただきます。

26|受け取った名刺の扱い方 〜名刺に宿るコミュマー〜

こんなとき

前回は、「25|名刺交換 〜情報と心が交差する時間〜」と題して、名刺交換の実際に焦点を当てました。そして今回のコミュマーは、その受け取った名刺をどう扱うかについて取り上げます。この受け取った名刺の扱い方は、相手への敬意を示す大切な所作です。名刺は単なる紙ではなく、相手の「顔」であり、「分身」とも言える存在。ここにも「コミュマー」の視点が求められます。

名刺は「その人」そのもの

名刺には、名前、肩書き、会社名など、相手のアイデンティティが詰まっており、その人の分身とも言える存在です。受け取った名刺を丁寧に扱うことは、その人自身を大切にするというメッセージを送っているともいえます。一方で、名刺をぞんざいに扱ってしまうと、無意識のうちに相手を軽んじている印象を与えてしまうことに発展するかもしれません。名刺の扱い方一つで、あなたの人柄や相手への気持ちが伝わる。ここに、コミュマーの本質が宿っています。

マナーとしての扱い方

名刺を受け取ったら、すぐに名刺入れやポケットにしまわずに、まずは名刺入れの上に、自身の方向に向けて丁寧に置き、名前や肩書きを再度確認します。そして、会話の中でその情報に触れることで、相手との距離を縮めることができます。複数の名刺をいただいたときは、その席順にテーブルの上に並べておくことで、相手の名前を間違えずに呼ぶことができ、信頼感を高めることにもつながります。

※名刺入れの上に置くのは「敬意を表す」意味があり、直接テーブルに置くよりも丁寧な印象を与えます。こうした細やかな配慮が、相手に好感を呼び込みます。

「しまい方」にも心を込めて

名刺をしまうタイミングも重要です。会話が終わった後、「改めて名刺を頂戴します。」と断ってから、静かに名刺入れに収めましょう。その際、名刺を無造作に扱ったり、かばんに放り込んだりするのは避けたいものです。名刺入れが手元にない場合でも、相手に見えないように丁寧にしまうことが、さりげない「コミュマー」です。名刺を大切に扱う姿勢は、相手との関係性を大切にしている証そのもの。小さな所作の中にこそ、深い思いやりが宿ります。

 Take - Home Message

HCCジャパンが提案する「コミュマー(Commumare)」の考え方は、コミュニケーションとマナーの融合を通じて、相手との信頼関係を深めることを目的としています。今回は「受け取った名刺の扱い方 〜名刺に宿るコミュマー〜」というテーマから、コミュマーを考えてみました。受け取った名刺は、相手の「情報と心」が込められた一枚です。その扱い方一つで、あなたの人柄や信頼感が自然と伝わります。今回のコミュマー「受け取った名刺の扱い方」を通じて、相手とのつながりがより深く、発展することを願っています。

この記事を書いた人

プロフィール

May 2022~

HCC Japan LLC

CEO

March 1996

Tokyo University Of Agriculture in Faculty of Bioindustry

April 1996〜March 2022

Eli Lilly Japan K.K. 

Sales & Marketing
Sales Manager
Sales Operator

April 2023~

Waseda University in School of Human Sciences (e-school)

Human Informatics and Cognitive Sciences

October 2023~February 2025

Waseda University Senior High School

Teaching Assistant (Information Technology)

April 2025~

Waseda University School of Human Sciences

Teaching Assistant (Collaborative Learning and the Learning Sciences)

会社概要
-COMPANY PROFILE-

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いらすと
すてーしょん

"いらすとすてーしょん"は独自のタッチで描いた

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