キャリア理論19|人生の役割編
キャリアに
アイディアを
働くためのアイテム
働くためのアイディアって?
「働くためのアイテム」を探究することで、変化の激しい社会の中で、私たち一人ひとりが、主体的に自身の希望や適性、そして能力を生涯にわたって発揮できるます。私たちの未来をより豊かにするために、キャリアにアイディアというエッセンスを加え、働くためのアイテムを一緒に探っていきましょう。
挑戦し続ける力
自分だけの価値観で、豊かな人生をデザインする。
もっと自分らしく生きたい!そう思える社会、そしてより多くの人々が自分自身の人生と向き合い、より豊かな人生を送るきっかけつくりをHCCジャパンはお手伝いします。

総括シリーズ:型にはまらないための、キャリア理論の活かし方
【人生の役割編】「仕事以外の私」を愛し、一歩を踏み出す自己効力感
「型にはまらないための、キャリア理論の活かし方」をテーマにお届けしている全5回の総括シリーズ。第2弾のテーマは「人生の役割編」です。
第1弾で「自分を知る土台」としての錨や強みを再確認した私たちが、次に向かうのは、その軸を人生という広いスクリーンに映し出すステージです。
「仕事一筋で走ってきたけれど、これからのバランスをどうしよう」「新しい挑戦をしてみたいけれど、自信が出ない」。そんなあなたの心をふっと軽くし、視野を広げる3つの理論を深く編み直していきましょう。
なぜ、いま「人生の役割」を見つめるべきなのか?
私たちがキャリアについて考えるとき、つい「職場の自分」「仕事での成果」ばかりに、フォーカスしてしまいがちです。
しかし、一人の人間の人生には、仕事以外にもたくさんの大切な顔(役割)があります。
家庭での顔、親や子供としての顔、地域での活動、あるいは自分のための学びや趣味の時間。
もし、あなたが「仕事だけのモノサシ」で自分を測り続けていると、異動や役職定年、あるいはライフステージの変化によって、その役割が揺らいだ瞬間、自分のアイデンティティすべてが、迷子になってしまいます。
キャリアとは、単なる「職業の変遷」ではなく、「人生という時間をどうデザインするか」そのものです。
仕事以外の役割も含めた全体のバランスを見つめ、それぞれの時期に訪れる課題を愛せるようになること。
それこそが、どんな変化にもしなやかに対応できる、本当のキャリア自律のパスポートなのです。
ここでの理論のそれぞれの要約
この「人生の役割と可能性」を全方位から支えるために、連載では3つの重要なアプローチを学びました。
それぞれの核心をシンプルに振り返ります。
スーパーの理論
キャリア理論04|スーパーの理論.1
キャリアとは、生涯にわたる多様な役割(子ども、学生、余暇人、市民、労働者、家庭人など)の組み合わせであり、それを虹のような美しい色彩として捉える理論。
年齢や時期によってそれぞれの役割の濃淡(グラデーション)が変わることを示しました。
エリクソンとハヴィガーストの理論
キャリア理論05|エリクソンとハヴィガーストの理論.1
人生の各ライフステージには、その時期に乗り越えるべき「宿題(発達課題)」があるとする理論。
ハヴィガーストが「具体的な社会的行動(職業準備や市民の責任)」として可視化した課題を実践することが、エリクソンの言う「内面の心理的成熟(アイデンティティや生殖性の確立)」を成し遂げるエネルギーになるという、親和性の高い補完関係にあります。
バンデューラの理論
キャリア理論06|バンデューラの理論.1
「自分ならきっとできる」
「この行動は成果に繋がる」と思える心のエンジンのこと。
自己効力感は、単なる根拠のない自信ではなく、
①自分の成功体験、
②他人のモデリング、
③周囲からの励まし、
④心身の健康、という4つの具体的な源泉から、耕すことができると説きました。
型にはまらない理論の活かし方
これらの理論も、「年齢的にこの課題ができていないから遅れている」
「仕事のグラデーションが薄いからキャリアとして不十分だ」と、自分を減点方式で採点するチェックリストにしてはいけません。
本来の活かし方は、
「仕事に100%囚われている自分を解放し、次のステージへ踏み出すエネルギーを自分で調合するため」にあります。
では、それぞれの理論の活かし方です。
キャリア理論04|スーパーの理論.1
スーパーを活かす: もし今、仕事(労働者)の役割が思い通りにいかずに悩んでいるなら、虹の他の色(余暇人、市民、家庭人としての自分)に目を向けてみてください。
「仕事は60%の力でこなし、その分『市民』や、『学び』のグラデーションを濃くして心のバランスを取ろう」というように、人生の総和で自分を肯定するために使います。
キャリア理論05|エリクソンとハヴィガーストの理論.1
エリクソン&ハヴィガーストを活かす: 年齢ごとの課題を「義務」として捉えず、人生のロードマップとして使います。
例えば壮年期において「次の世代を育てる(生殖性:ジェネラティビティ)」という課題を知っていれば、社内で役職を降りてメンバーになった後も、「若手のメンターとして知恵を繋ぐ」という、新しい自分の役割と輝きを自律的に見つけ出すことができます。
キャリア理論06|バンデューラの理論.1
バンデューラを活かす: 「新しいことに挑戦したいけれど自信がない」という時、自分のメンタルを責めるのをやめましょう。
4つの源泉を使って、「まずは小さな成功体験を1つ作る」、「社外で一歩先を行く先輩(モデル)に話を聞きに行く」など、自分の心のエンジンを論理的にハッキングして動かすための道具として使うのです。
Take Home Message
キャリアの虹を、一つの色(仕事)だけで塗り潰そうとしない。
あなたが歩む人生のステージには、その時にしか出会えない、豊かな「心の宿題」が待っています。
「私はもっと、自由に人生を楽しんでいい。」
そう自分を信じる心のエンジン(自己効力感)に火を灯し、 誰のものでもない、あなただけの美しい虹を、今日からまた描き直してみませんか。
次回予告【波の乗りこなし編】
人生全体の視野を広げ、一歩を踏み出す自信を手に入れた私たちが、次に向き合うのは、避けては通れない、「人生の嵐(予期せぬ転機)」です。
次回の総括第3弾は、「波の乗りこなし編」をお届けします。
突然の異動によってアイデンティティの危機に瀕した「タナカさん」のドラマとともに、ブリッジズの「終わりの始まり」、ニコルソンの「移行モデル」、そしてシェロスバーグの「4つのS」という強力な武器を総括します。
「思いもよらない環境の変化に直面して苦しい」、
「不本意な状況からどうやって前を向けばいいのか分からない」、
そんなあなたに、ピンチをアイデンティティのしなやかな脱皮へと変える、最高のサバイバル術をお届けします。
次週もどうぞお楽しみに!

この記事を書いた人
HCC Japan LLC
CEO
Waseda University in School of Human Sciences (e-school)
Human Informatics and Cognitive Sciences
Tokyo University Of Agriculture in Faculty of Bioindustry
Eli Lilly Japan K.K.
Sales & Marketing
Sales Manager
Sales Operator
Waseda University Senior High School
Teaching Assistant (Information Technology)
Waseda University School of Human Sciences
Teaching Assistant (Collaborative Learning and the Learning Sciences)
Certified
National Licensed Career Consultant, 25072525
Medical Management Specialist, Third Grade, 31310119010282
会社概要
-COMPANY PROFILE-
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いらすと
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"いらすとすてーしょん"は独自のタッチで描いた
フリーイラストポートレートと歴史の停車場の提供を
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